Gメタグロスを求めて
昔でいう「完成度が高い」パーティが好きで、4世代ではラティオスとメタグロスを中心に構築を考えることが多かった。
全体的なレベルも今ほど高くなかったから、どんな相手にも対応できるようにしておけば、あとは知識や経験、個体値や配分の差で勝てると考えていたからだと思う。
完成度とかいう言葉を使うと今だと突っ込まれそう。「○○の解答」を一通り用意してある、対応可能な範囲が広いパーティのことになると思います。
今では構築の相性が五分だと勝てない(マスターランク最終2ケタに一度も入れてない)くらいに強い人が増えてるし、尖った構築でやりたいことを無理やり押し付けるのがいいと思うんだけど、構築の好みは変わらず。
・耐久が高いポケモン中心(メタグロス、ラティオス、クレセリア、ヒードラン、サンダー、ウインディ、カビゴンなど)
・交換受け重視(メタグロスとラティオス、ヒードランとラティオス、メタグロスとギャラドス、メタグロスとサンダーなど)
・素早い高火力メジャーポケ対策の速いポケモンを1匹は入れる(タスキラティオス、メガヤンマ、スカーフトゲキッス、スカーフハッサムなど)
・雨パやトリパの対策としてトリックルームを入れる(ほぼクレセリア、クレセ解禁前はカビゴン)
4世代ではこんな感じのパーティを好んで使ってて、今回のINCで使ったパーティもこの条件をほぼほぼ満たしてる感じだった。
ちなみにサマヨールを現代のクレセリアだと思ってるんだけど、現代のメタグロスはいない。
サンダーとギャラドスの代わりはロトムがやってくれてるけど、ラティオスの代わりはいない。めちゃくちゃ劣化だけどドリュウズが一番近いかな。
4世代よりもスピード感があって、7世代よりはゆったりしてるけど知識と判断力が求められる。
8世代にメタグロスはいないけど、トリパでのドサイドンや晴れパでのフシギバナ、エルフーンと組んだジュラルドンなんかがそれに近い存在だと思う。
面白いことに、パーティによってメタグロスが変わるということだ。
だから大会上位パーティもなかなか被らない。結論が出ない。
書いてて少し思ったのは、パーティのメタグロス(主役)は事故りにくいポケモンがいいということ。事故があるならトゲキッスなんかで守らないといけない。
今はバンギラスとロトムが主役なので、もっと主役にふさわしいポケモンを探してみたいと思う。