調整勢には古来から伝わる基本的な理論ですが、マスターボール級にもまだまだ知らない人が多いみたいなので。
本題からそれないために、以下の4点を前提条件とします。
(1)ダメージ計算式から、物理耐久はH×B、特殊耐久はH×Dと考えられる。
(2)物理耐久、特殊耐久の両方を考慮する。
(3)一般的な場合が示せれば十分であるため性格補正は考慮しない。
(4)計算中に小数点以下を切り捨てるため、±2程度のずれが発生することもある。
<H=B+Dになる理由1>
H+B+D=α(一定)とすると、B+D=αーHと表せる
このときHB+HD=H(B+D)
=H(αーH)
=HαーH^2
=-(H^2ーHα+α^2/4)+a^2/4
=-(Hーα/2)^2+α^2/4
よって、H=α/2のときHB+HDは最大になる
H=α/2にα=H+B+Dを代入して H=(H+B+D)/2
両辺に2をかけて 2H=H+B+D
右辺のHを左辺に移項し整理すると H=B+D
つまり、H=B+DのときHB+HDは最大になる
<H=B+Dになる理由2>
HB+HD=H(B+D)
正方形理論から、H=B+DのときH(B+D)は最大になる
雑感
解説のための図が必要だが、短いだけでなく小学生でも理解可能。正方形理論は便利。